口臭　うがい薬

うがいと言えば、昔から手洗いと並んで風邪の予防に最も手軽で効果的な対策として民間に親しまれてきました。ただ水でうがいするだけではなく、生理食塩水でうがいするのが良いと言われたり、うがい薬なんていうものも、かなり市販されるようになりました。さて、このうがいですが、実は風邪の予防だけではなく、多くの人を悩ませているであろう口臭の問題に対しても、ある程度の効果があると言います。

そもそも口臭というのは、食事習慣や口内環境の悪化が原因になって起こるものです。では、口内環境がどう悪化すると口臭となってしまうのでしょうか。例えば歯磨きが徹底されておらず、食べカスなどが歯間などに残っていると、まずそのカス自体が臭いを発します。そして同時に、そのカスが長く滞在することによって、そこから口内に細菌が増殖します。この細菌の増殖が、口臭の原因の大きな一つとなるのです。

では、その細菌増殖による口臭対策として一番手っ取り早いのは、やはりその細菌を死滅させてしまうことです。そのための手段として考えられるのは、唾液を多く分泌させることか、うがい薬などを使って直接死滅させてしまうこと、この二通りになるでしょう。もちろん、歯磨きを徹底することが慢性的な口臭対策としては一番ですが、もしどうしてもそれがうまくいかないのであれば、うがい薬を使ってマウスウォッシュをして、一時的な対策を取るというのも重要かもしれません。